楽しみ

「これでやっと君の手料理が食べられるね？」

・・・これは、２人が付き合い始めたとき、彼が言った言葉です（笑）



元々、料理が趣味であることは知っていた彼。

しかしながら、お付き合いする前から手料理などを持って行ったり振舞ったりすることは

「出会いにしては重たい行為」

だと思っていましたので、作らずにいたのです。



彼と知り合ってお付き合いするまでたったの１ヶ月の間でした。

「もっと熟考すべきでは？」

「周りの人たちをもっと冷静にみて色々と判断材料にしては？」

そう友達にも言われましたし

彼自身もそういっていました（笑）



彼は私と付き合う事が「俺ではふさわしくない」

と思っていたようです。



どうであろうと、私が彼のことを好きになったのは事実ですし

彼と共に「恋人」として過ごしていきたいと思ったのもまた事実。

ですから時間など関係ありませんでした。



さて、料理ですが彼はとても楽しみにしてくれているようでした♪

その「楽しみ」という彼の感情が私にも伝染をして、私も彼に料理を作ることが

楽しみとなっていったのです。



彼の楽しみは私の楽しみ。

そうして、共通の感情というものを味わいながら、ここから先はじっくりと

時間に身を任せながら２人で頑張っていけたらと考えています。